障害者の体験談

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デイサービスの内容とトラブル対処の方法とは

デイサービスはマシンと共に拡大

今から5年以上前になりますが、高齢者デイサービスで定員10名〜20名、3時間のプログラムを中心としたデイサービスが一気に増えました。その頃、流行ったのがマシンを使ったプログラムを提供するデイサービスです。

そこに導入されたのが機械を使うリハビリプログラムがデイサービスで人気となりました。

デイサービスの場合、価格帯で言えば、1台60万円ほどのマシンを5〜6台導入し、利用者さんが1日のプログラムの中ですべてのマシンをこなす形で使われます。

高齢者デイサービスの他、病院のリハビリ室や公共施設にも導入されているところがたくさんあるので、デイサービス関係者以外でも見たことがあるという人もいるかもしれません。

デイサービスの運動はどのようなものかデイサービスの運動とは

デイサービスに通う利用者さんが行っている運動とはどのようなものかを軽〜く特徴を紹介します。

デイサービスの運動プログラムは大きく分けて4種類程あります。

  1. 筋トレ型
  2. リハビリ型
  3. マッサージ型
  4. 一般型

主な特徴は次の通りです。

負荷を大きくしたマシンで筋力を付けることを目的としたプログラム。
ジムのようなプログラムを求めて来所する利用者さんが多く、運動している実感がとても大きいことが人気の理由です。
利用者さんは一般的に男性が多く、女性もバイタリティのある人が多い。
個別機能訓練型と言うところもあるようにマシンは使いますが、負荷をかけて筋力を増大させることを目的とするのではなく、状態に合わせて行う筋力の再活性化などとの表現で、低負荷でゆっくりとした反復運動をするプログラムを提供します。
酒井医療のコンパスで提供されるパワーリハビリは、体が動かしにくい人や、運動が苦手な人がリハビリのために利用することが多いのが特徴。
ただし、専門病院のリハビリとは違うので、担当する職員の知識やスキルによって効果に大きな差が出てしまうのが難点。特に、介護に対する意欲が低い企業が運営するテンプレ系デイサービスはこの部分を見落としている事が多いのが問題。
整骨院併設や、機能訓練指導員が柔道整復師などの場合に多いパターンで、整骨院のマッサージのようなものを提供するプログラムです。
利用者さんにとっては、マッサージを受けられるのでとても気持ちが良く週2~3回は安定して通えるのが特徴です。マッサージが目的になっていることが多いので、それ以外のプログラムには消極的な利用者さんが多い。
特にマシンなどは使わずに、集団体操やレクリエーションなどを提供するプログラムです。
リハビリや運動という面で言えば、とりあえずの全身運動を提供しているというところに位置すると言えます。
短時間デイサービスが拡大した理由の一つに、集団体操やレクリエーションをするのが嫌だという利用者さんが多いということがありました。

同期のサクラのリハビリ場面で使われていたマシンはリハビリ型の物なので、本来は低負荷でゆっくりとした反復運動を繰り返すのですが、動かし終わった!っていう場面だけ映ってました。

デイサービスの激増

ある時から、似たような店構え、同じマシン、同じプログラム、分かる人は外観を見ただけでどんなプログラムを提供するデイサービスかを想像できるような状態になりました。

そもそも、介護保険事業の中でも通所介護は人気ですが、その中でも短時間少人数制のデイサービスは、マシンを使った運動やリハビリを提供する介護予防というテーマを掲げることで、介護以外を主業とする企業の通所介護事業参入を広めました。短時間デイサービスは運営する企業にとっては、ノウハウが無くてもFC事業のコンサルをつけるだけである程度運営が可能になります。

このようなことが要因となり、5~6年前に短時間デイサービスのフランチャイズ展開が加速したことで一気に広まりました。

その結果、倒産も増えたとは言え、現在でも都市部の人口が多い地域では車で10分圏内に似たようなデイサービスが10件以上ある地域が多数あります。

整骨院の他、葬儀会社、アミューズメント会社などが運営するデイサービスの開設にも携わったことがありますが、運営側のメリットとして介護保険事業は国の保険制度を利用した事業で行政から介護報酬が入るため、とりっぱぐれが無いことと、介護事業が社会貢献イメージに繋がることから会社のイメージアップのために運営を始める会社もたくさんありました。

開設に関わった中で、最も印象に残っているのは、採石場を運営する会社が開設したデイサービスです。
採石場の敷地内に建てられたデイサービスは、立地面でなかなか印象に残るものでした。

また、個人オーナーで土地活用のためのデイサービスとして開設で、1階にデイサービス、2階にアパートという形も印象に残っています。

デイサービスの選び方デイサービスの選び方

一般の人がデイサービスの利用を勧めたい家族や親族などが居る場合、どこを選べば良いかわからないことがほとんどです。近所にデイサービスはあるけど中は見えないので入り辛い。

時々開催される施設イベントは、デイサービスにとって内部を公開できる数少ない貴重な機会と言えるでしょう。

デイサービスは健康な高齢者にとっては、進んで入りたいものではありません。ところが、突然の病気などで状態が悪化してしまえば検討が必要になってしまいます。

普通は、自分が介護を受けることに対して抵抗があるので精神的に不安定になったり、自宅にこもって外出が無くなってしまうかもしれません。

介護が必要な状態になったら、相談する人を知っているだけで意外とスムーズに環境を適応させていくことができるようになります。

介護施設を利用するためには、ケアマネジャーのサポートが必要になります。(自分でできる人は不要だけど、任せた方が楽)

ケアマネジャーを通じて、必要な介護環境を整えて行きますが、デイサービスの選び方は次の通り。

  1. ケアマネジャーに紹介してもらう
  2. 自分で行きたい施設を探す
  3. 知り合いに紹介を受け、ケアマネジャーに伝える

一般的には、ケアマネジャーに紹介してもらうことが多いです。ケアマネジャーの元には、日々地域の介護施設から営業資料や情報が届くので、おすすめのデイサービスを紹介してくれるはずです。

自分で探すこともできます。
気になる施設に、フラッと入って歓迎されない施設は無いはずです。
特にデイサービスは、新規の利用者さんは常に欲しいので相談には乗ってくれるでしょう。

友だちが通っているデイサービスに連れて行ってもらうこともできます。
友だち同士でデイサービスを転々としている利用者さんも中にはいます。お気に入りのデイサービスが見つかることが一番のメリットです。

デイサービスは変えられる

一度通い始めたデイサービスに、通い続けなければならないというルールはありません。自分に合わなければケアマネジャーさんに他の施設を紹介してもらうようにできます。

どれだけきれいな施設でも、自分の状態や好みと合わなければ通うのが嫌になってしまいます。

状態改善のために必要な苦労はあるかもしれませんが、人や雰囲気、サービス内容が合わないと感じたら、利用中止の意思をケアマネジャーに伝えて他を探してもらえば良いと思います。

合わないと感じたら、さっさと他に移ってみるというのも一つの手ですが、利用者する側もワガママを言い過ぎると受け入れてくれる施設がなくなってしまう可能性があることには注意が必要です。

利用を断られることもある

施設側としても提供できないサービスや、対応が難しいこともあるので利用を断られることがあります。それは、利用開始前も利用中も同様です。

軽い例で言えば、送迎のときに乗せることができる車が無い場合などがあげられます。

施設の設備や職員が対応できるレベルを超えた状態にある利用者さんに対しては、施設側も無理をせずに対応できる施設を探してもらうという選択肢をとることがあります。これは事故やトラブル防止のための施設のリスクヘッジとして当然の行為と言えるだけでなく、利用者さん自身にとってもその方が良い選択です。

利用者のトラブルトラブルを起こす利用者への究極の対処

利用者さんに問題がある場合も、施設側から利用を断られることがあります。最近増えているのが、利用者さんによる施設職員に対する暴力やセクハラのトラブル。

これは、昔からずっとあった問題ですが、職員さんは耐え続けていました。
被害を受けている職員さんは、被害を訴えても「病気がそうさせている。利用者さんは悪くない」と上司に言われたり、「みんなされてるけど我慢してる。それが仕事」などという指導も多かったようです。

ずっと隠されてきた問題ですが、徐々にいろんなところで毅然とした対応をするように変わってきています。

施設に勤めている職員さんはこういう被害に遭ったら、相談員や上司に被害を訴えてるべきです。

しかし、施設長の中にはそのような利用者さんの利用を断ることをしないことが施設の評価を高めると勘違いしている人が居るのも事実。

極論をいえば、利用者さんがセクハラや暴力の加害者となっている場合、証拠の有無を問わず職員さんから警察に通報されてもおかしくないことには理解が必要です。

一昔前までは、利用者さんは神様という扱いをしていた介護事業者もたくさんありました。
それは、利用者獲得競争の中で少しでも人数を確保したいという思い以上に、介護する側は何をされても我慢しなければならないという間違った認識と強い熱意によるもの。

このような問題が表面化することは問題提起として良い機会なので、施設としては事件などを例に出して対応策の勉強回が必要だし、利用する側もそのような場合の対応に理解をする必要があるだけでなく、施設でそういうことが起きないように自宅でできる協力を考えるなどの対応は必要となります。

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