障害者の体験談

介護士が仕事を辞めたいと思うほど悩む障害者目線の介護の強制とは

障害者の立場から見る介護は介護従事者側の視点とは異なることが多いようです。介護従事者は介助をする相手のことを知り、相手に寄り添った介護をしようと努力しますが、それが介護を受ける側の気持ちに寄り添ったものになっていないことがあるのかもしれません。

これは特に、コミュニケーションを取ることが難しい相手の介護をする場合に起こりやすいことです。そして介護士にとっても実は精神的にとても苦悩する部分でもあります。

ここでは、障害を持つの方から寄せてもらった意見アンケートを紹介しながら何か新しい視野を得ると共に、このような時にあなたの周りに居る人の言動でわかる職場の状況について知るきっかけになればと思います。

介護の仕事で人間関係が悪化する原因

介護士が仕事を辞めたいと思うようになるのは人間関係の悪化が原因

介護の現場では利用者さんに対する介護の仕方や考えの相違が理由で職員同士の不仲は起こりやすいです。施設のように閉鎖的な環境の中では意見を言うこともできずに耐えるしかない状況に追い込まれている人もたくさん居るはずです。

働き方改革関連法により、パワハラ防止法が今年から施行されていますが、中小規模の会社が多い介護施設では導入が2022年4月から思考になり更に罰則も明確でないということが理由で救いには期待できません。介護業界は不思議なことに、利用者さんや介護そのものに対する熱意の違いが原因で職員同士の差別的な言動が生まれることが多々あります。どんな会社に居ても同じようなことは起こり得ますが、介護業界そのような環境が長年続いている職場が特に多いと言えるでしょう。

閉鎖的な環境の中で人間相手の仕事なので当然のように好き嫌いが激しくなり、長年居るに連れ承認欲求や立場維持など人間の本質的な部分が色濃く出る仕事だからこそ精神を蝕むレベルの人間関係悪化が多く発生します。

ここから、障害を持ちながら生活している方に頂いた『介護をする側の人に伝えたいこと』をテーマにしたアンケートをそのままの状態で紹介し、対応が難しい利用者さんがキッカケで介護士を辞めたいと思うようになったときの対応方法について説明していきます。

--意見アンケートここから--

障害者も介護士を観察しているし介護士の介助を肌で感じている

介護を受ける障害者や高齢者は介護士の介護から何かを感じ取っています

あなたの介助を必要としているのは、1人1人のそれぞれの障害者です。介助はだれのものかといったら、組織のため?介助者の自己満足のため?そうではなく、一人一人の障害者の為だと思うのです。介助者とその関係者は障害者の自立支援者であるべきで、代理人ではないのです。だから、その問題、悩みを抱える障害者をありのままに観察するところから始めないと、解決の糸口を見いだせない。

介助者と障害者の間の溝が埋まっていないと、障害者も介助者もまったく楽しくない。障害者は~というけど、(介助者は)そんなことはできないんだから無駄なんですよね!という場面に直面しますが、介助者が決めるのではなく、障害者とともに解決できるよう、共に悩み、共に解決策を探すというように、ともに歩もうとする基本姿勢が大切だと思うのです。障害者と言えども、障害者なりにあなたの介助をみているし、あなたの介助から何かを感じているのです。自立支援とは、障害者の困りごと、悩みごとを解決することで、介助者の困りごと、悩みごとは介助者の問題に過ぎない。、

障害者に対する介護の意思相違を解決する方法

問題解決の基本は、介助サービスの主人公はあくまで一人一人の障害者ですから問題となっている障害者をありのままに観察するところから始めるということです。そうすることで原因が分かります。あとはその原因を解消するべく解決策を策定し、言い換えれば介助サービス計画を策定して実施するという管理過程に乗せるということです。 また、その問題が介助者側にあるのであれば、1人1人の障害者の安全安心を約束するために(施設の)管理権を行使して、介助サービスの主人公は障害者1人1人あるから、この障害者の為の研修、担当者会議、管理者会議などが計画されなければならない。 このように解決した方法はのキーワードは「管理」詳しくは「計画と実施」に尽きます。 なお、留意すべきは、利用者つまり障害者の問題は介助サービス計画の策定とその実施の管理プログラムを通じて解消されるべきですし、介助者側及び施設側に問題があれば、担当者、管理者の会議などに基づく計画と実施の管理プログラム過程に委ねられなければならない。

望む介護と提供される介護がズレる原因

日頃で、障害者は障害がある分で、思考に余裕がなくなり、視野も狭く自分中心に成りがちです。また、障害をかかえている分で、感情の起伏も出てまいります。さらに本来の性格、こだわり、など、個性がありますから、日頃のなにげない要求とか、言動、ひいてはトラブルの現れ方も違ってまいります。 こういう状況のなかでは、障害者本人もあなたのことを観察していますので、別なことで忙しくて、話を聞いてやれないときがあっても、良いのですが。結局、ほったらかしにしておかないということです。 肌で感じたことを頼りに、あなたを向いているのですから、あなたも向かう姿勢、努力を示してください。 以上の基本姿勢で、すなわち障害者と介助者が共に歩むことで、問題を明らかにし、その原因をみつけて、解決策を策定して、実施するこというスタートに立てるのです。

介護を受ける側が理解してもらえていないと感じる理由

介護を受ける側から見て気持ちを理解してもらえていないと感じる理由

障害者と介助者の間で、介助者が障害者に寄り添うことで、両者の間に情報の共有ができてくるものと思われます。だから、障害者に介助者が寄り添うことで、障害者の自立支援になりえるのであって、介助者の意向を押し付けるものであってはいけない。 障害者と言えども、障害者なりにあなたの介助をみているし、あなたの介助から何かを感じているのです。また、自立支援とは、障害者の困りごと、悩みごとを解決することで、介助者の困りごと、悩みごとは介助者の問題に過ぎない。 介助者は自らの見識、ペースで適応で合理的と思われる解決策を急いで明確にしようとするが、お互いが同じ土俵に上がっているのではなく、むしろ障害者は介助者の速さにはついて追いついて行けず、だから、障害者は実際は一進一退をむしろのんびりと続けるのが事実ではないでしょうか。 問題の性質によっても異なりますが、障害者に介助者がペースを落として、障害者と共に歩もうとしないと、本当の意味での自立支援とはかけ離れて行きやすい状況になります。

障害者側として望むこと

障害者の自立支援は、何を決めるにも、進むにも、話すにも、何をするにも時間がかかる。だからと言って、問題解決を後送りでいい訳ではないことは言うまでもありませんが、障害者が主人公であるから、そのことは障害者の自立支援を担うものとして、工夫を凝らす姿勢を障害者にも見せていただきたいのです。 そうした懇切丁寧な介助者の姿勢は、障害者にとって、私を見ていてくれる、とか、肌で感じ始めると、さまざまな良好な人間関係が築かれて行くことでしょう。 私は少なくとも、自分で自分を観察しているし、だから素直に反省もするし、注意することを自分に言い聞かせます。そうすると、介助者に会うのが楽しいし、決して、嫌嫌な、我慢だらけの日々でなくなっていることに気が付きました。障害者も日々で学習もしています。

障害者として考える未来像

障害者の自立支援とはいっても、自治はおろか、障害者として自立できる可能性はそう高くない。むしろ全くないかもしれない。だからと言って、介助者側ですべてを取り決めることができるのは、施設の管理権の範囲内であり、この意味であくまで自治が尊重されるべきで、そうであってこそ、理念的ではあるが現代福祉の体制が保たれる。 つぎに、一人一人の障害者の介助サービスの策定では、すなわち介助サービス計画の策定の基本は、その障害者を個人としてありのままに観察するところから始めなけらばならない。だから、計画の策定そして実施・見直し、次に新計画の策定そして実施、の繰り返しの中で、1人の障害者は自立のためのプログラムの下で、人の自立支援が行われることになる。 私は障害者として、一生この障害とは向き合って行かなけばならないと思っています。つくづく感じることは、だだ普通の生活がしたいだけなのです。喜怒哀楽があるのも普通の生活であれば、障害で嫌嫌な毎日を送るよりか、介助を受けつつも、喜怒哀楽を伴う自らの脚で歩きたいし、移動したいし、それが夢です。

--アンケート内容ここまで--

意図が変わらないように敢えてそのままの状態で文章を掲載しました。

介護の仕事を辞めたいと思う理由

I want to quit my kaigojob

介護事業者は法律で決められたルールに沿って介護を提供していますが、介護を受ける側にとっては不便だと感じることも多いはずです。多くの利用者さんはルールがありできることできないことがあることに理解を示してくれていますが本心はやはり少し違うこともあるのでしょう。施設として、多くの利用者さんに介護を提供するためには施設にルールやルーティンが必要になり、利用者さんはその中で過ごすようになりますよね。当然それが一人ひとりの利用者さん全てに合っているものとは限りません。

だけど、そんなことは介護の仕事を真剣に考えた人なら十分にわかっていることです。介護職員や、訪問ヘルパーさんでも「一人ひとり、全ての利用者さんそれぞれに合ったサービスを提供したい」という理由で介護の仕事を辞めたいと思う人はほとんどいません。

ところが、この意見アンケートの中にあった印象的な4つのことの中に介護士が仕事を辞めるキッカケになることが隠されていました。

問題

  • 障害者と言えども、障害者なりにあなたの介助をみているし、あなたの介助から何かを感じている。
  • 自立支援とは、障害者の困りごと、悩みごとを解決することで、介助者の困りごと、悩みごとは介助者の問題に過ぎない
  • 障害者の自立支援は、何を決めるにも、進むにも、話すにも、何をするにも時間がかかる。
  • 障害者として自立できる可能性はそう高くない。むしろ全くないかもしれない。

正直に言えば、前向きな話もありつつ、なかなか厳しい意見だなと思います。特に、アンケートのように考えている利用者さんを相手にする場合は介護士もかなり対応を悩んでいるかもしれません。あああ

利用者さんは内心そうは思っていても口に出すことはそう多くはないでしょう。しかし、問題は職場関係者です。もし、自分が悩んでいる時に同じようなことを同僚や先輩に言われたら介護の仕事が嫌になるキッカケとなるはずです。

良い介護にするためには提供する側と受ける側がお互いに相手を気遣い理解に務めることが大切だと考えます。もちろん、障害などによってそれができない利用者さんは居ますが、それは利用者さんだからまだ許せるだけです。

職場関係者が精神論で「お前のその悩みは利用者さまには関係ない。全てお前の能力不足だ。」と言っている職場ではおそらく悩みを解決することはできません。自分の心身が削られる前に早急に脱出を検討することをおすすめします。

個人的な意見を言えば、「利用者さんに対して侮辱や暴力、差別をするような職員は介護に携わる資格はないのと同じように介護従事者に対して侮辱、暴力、差別的な言動をする利用者は介護を受ける資格はない」と考えています。介護従事者同士でそのような言動がある場合も同じです。

仕事を辞めたいと思ったときにおすすめの2つの選択

仕事を辞めたいと思った時におすすめの2つの選択肢

介護の仕事や職場環境、人間関係に悩んだ時の唯一の解決策は転職です。幸い、介護の仕事を志すなら転職できる会社はたくさんあります。都市部では1km県内に複数のデイサービスが存在しているので近くで働くことを諦める必要はありません。

やってはいけないのは、「いつか変わるだろう」と会社や人に期待をしてしまうことです。

残念ながら、介護業界の場合は変わる可能性は限りなく0に近いです。そこに労力を使うぐらいならば退職して新しい環境に挑戦する方が有意義な時間と体力の使い道だと断言できます。

逆に、このような場合にやるべきことは、自分の特技を理解しアピールする方法を考えることではないでしょうか。「いま自分ができる仕事スキルがどのようなものか」を理解し、「それを今後どうしたいか」が明確であれば必ず道を作ることができます。転職活動に苦戦しても諦める必要はありません。

介護の仕事を辞めて転職したいときは、まず「介護の仕事を続けたい」か「別の仕事を探したい」のどちらかでやるべきことが変わるので、まずはどちらに該当するのかをじっくりと考えてみてください。

それぞれ詳しい方法を説明しています。

転職と会話
介護の仕事を続けたい
別の仕事を探したい
転職 年収100万円増
とにかく年収を上げたい

焦る必要はありませんが、辛い中で耐える必要もありません。大切なのは自分の財布事情と相談しながら自分のペースで新しい可能性を探すことではないでしょうか。

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